小木津宿から安良川宿



H.22年419日(月)

曇り 気温12

小木津川尻伊師町安良川

今回は小木津から高萩までの街道旅でした。

小木津に「浜街道」という標識があっただけでほとんど案内板は見当たらず不安いっぱいでした。

街道沿いは昔ながらのお屋敷風の家が多く、宿場は商店街になっているようです。


4月中旬に桜と鯉のぼりを一緒に見られるとは思ってみませんでした。

今年の異常気象の一つでしょうか。

今回のコースでは満開の桜と中学生の元気のよい挨拶、

そして帰ってきたツバメたちに励まされ気持ちよく歩くことが出来ました。

海、山、川があり素晴らしい景色と、お会いした町の皆さんの挨拶に、また来てみたいとの思いが湧きました。

湊線をはじめ那珂湊も、地域の一人ひとりの方々のちょっとした気遣いが大きな宣伝になるのかもしれません。

私たちも頑張っていこうと思います。


 

出 発

到 着

天 候

 所要時間

 推定距離 

歩 数

小木津112

高萩154

曇り

4時間20分

1.5km

 19,687


前回の続きで小木津駅を出発し、陸前浜街道へ出ます。

左手に「テクノハイム本宿」という名前のアパートがあります。
小木津は本宿と呼ばれていたためかもしれません。
黒い門となまこ壁のある立派な家の先で、道は二股に分かれ、
右に行くと「浜街道」の標識があります。
「左を行くのが旧道」とのお話もあります。

前方に小木津浜が見え、小木津浜に下りてきて行きます。

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この先の東連津(とうれんづ)橋は、
「通れんづ」から来ているという説があるそうです。

東連津橋から先、道は右に曲がっているが東連津橋を渡ってすぐ左手に墓地があり、
その手前の崖に磨崖仏があります。

右手に浜が見え、寄せ来る波と緑の松との、素晴らしい景色が広がります。
まさに「浜街道」そのままの光景です。

  
「折笠」、「川尻海岸」と進み、古くからの商店街が頑張っています。

右手に上田屋呉服店がある角(川尻一丁目31と33)を直角に左に曲がり
川尻町交差点に向かい、R6号を渡り直進します。

呉服屋さんの手前右側に「かめや」さんというお蕎麦屋さん?があり
入りきれないお客さんが待っていてお蕎麦は品切れでした。
食べることが出来ず残念でした。



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反田川を反田橋で渡ります。

日立電線の手前左手に左
「たなくら 右いわき道」と書かれている道標を兼ねた馬力神があります。

右に曲がり十王川沿いに北へ向かい、

豊浦橋交差点を左へ桜並木を行きます。

元気な中学生の挨拶に素敵な桜もとても映えていました。

十王橋を渡り前方の上りが十王坂を目指します。


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二股を左に曲がった所までで、

十王坂越えは、文化庁の歴史の道百選に選定されているそうです。

とてもさびしい昼なお暗い坂を上り、狭い農道を暫く歩きます。

伊師町入口バス停がある十字路を直進、
その右角に一里塚跡があるそうですが見つけることができませんでした。

伊師町のバス停の手前右手に昭和3年の道標があり
「安良川 約一里」と書かれているそうですがこれも見つけられませんでした。

左手に立派な愛宕神社があります。

その先二股になっている所に寛政12年(1800)の馬頭観世音があり、
「右いぶき山左いわき」と書かれています。

「旧陸前浜街道踏切」を渡り、

その先、小石川橋を渡りその先の信号を右折すると、

すぐに「小石川」というバス停があります。

軽い上り坂を行くと、左手にNTTのパラボナアンテナが見えます。

道は、その先で高萩市に入ります。

右手茨城県立高萩工業高校前の向かいに庚申塔と二十三夜塔があり、

その先びんずる坂の七曲りを下ります。

右手に「奉唱光明真言供養」、「大東亞戦争軍馬徴用慰霊碑」

そのすぐ右手には小さな秋葉神社があり、そのすぐ先左手には馬頭観音、馬力神があります。


花貫川を新花貫橋で渡ると、安良川(あらかわ)宿です。

黒板塀の家などもある安良川新町 安良川町交差点を経て、

高萩駅に向かい、本日の行程を終わります。



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