長岡宿から片倉宿

tt        2018年4月10日(火)

        曇り 気温 16℃1
                          
         
茨城町長岡から小美玉市堅倉 


   長岡宿 〜 小幡宿〜片倉宿 





10:00



















10:15



前回の続き「矢頭南バス停」から歩き始めました。

国道6号線から旧道の 県道180号線へ入ります。

 
           





長岡十字路交差点を直進すると県道40号線へ入ります。


 





10:25



坂を下る手前の信号の交差点の左角に「木村家住宅」あります。

木村家住宅

http://ibamachi-kankou.jp/learn/406

木村家住宅は、江戸時代長岡宿の協本陣で

*協本陣は、大小名などが休泊した本陣の予備にあたる宿舎で、街街道駅に設けられていました。

問屋(人や荷輸送)や庄屋を勤めていました。

当家は、安政4年に(1857)の長岡宿の大火により消失、

現在の建物はその後建設されたもので、改築はなく、

カンナによる仕上げ、草葺きの屋根になっています。

東茨城郡茨城町長岡229-1


坂を下り、郵便局の前を通り 県道18号へ合流 長岡橋へ







   


10:40


長岡橋を右斜め旧道を進み 如意輪寺、諏訪神社から小鶴集落へ


 





10:55


小鶴商店街を抜け  県道18号へ戻り  高橋をわたる

  









11:25




右手に国道6号を見ながら奥谷へ

奥谷坂下、奥谷坂上を通り国道6号線へ合流します


   













12:20



茨城東高校交差点を過ぎ、右手に

小幡千貫桜の碑があります。

かってこの地に桜の巨木があり、水戸光圀が終日めでて「千貫の価値」がある、

と賞賛したということからこの地を千貫桜と呼ぶようになったということです。 






千貫桜の碑を右に入った桜並木(2018年4月2日撮影)


12:25



国道6号線 小幡交差点を左へ入ります。


   
 




12:35

街道から左へそれると、小幡城址があります。

  

   *小幡城址は4月2日に散策してきました。






小幡城址

小幡城は、三方を水田に囲まれ、西に広がる舌の形をした台地に築かれた、中世のお城です。

この城を築いた人物「小幡氏」についてははっきりしておりませんが、

下流の鳥羽田氏や海老沢氏と同じ一族であったと考えられています。


入り口からの空堀はまるで迷路のようでした。

複雑に入りくんだ郭や変形武者走り、櫓(やぐら)跡、折など、さまざまな工夫がみられます。

http://ibamachi-kankou.jp/learn/394




   

  

   


   



12:40


















13:40




街道を進み、国道6号線小岩戸交差点へ向かいます。

   

     










14:00


国道6号線を直進し、県道59号線へ入ります。


旧「かと家旅館」を右折します。

   






14:10


県道59号線から県道145号線へ入り、焼け残った柱二本を使用した復旧の門を右手に見ながら

   


小美玉市役所を通り、県道145号線から国道6号線合流します。

   














14:30



小美玉市役所 片倉宿へ14時30分到着し 本日の街道歩きを終了しました。

4時間30分 16,213 16km の行程でした。


15時51分小美玉市役所から水戸駅行き関東鉄道バスへ乗車し、長岡新町下車 540円

   





  
  



今回は長岡宿を出発し、水戸から3番目の宿場町片倉宿まで歩きました。 

この日は旧道へ入ると車や人通りも少なく、前回歩いた12年前には賑わっていた商店街ではシャッターが閉まっていたり、

「スープの冷めない距離」と先人の知恵に驚かされた

奥行きのある広大な敷地に建っていた立派な母屋、 隠居、藏などが朽ち果てていました。

ただ空き地や畑には分譲された新しい家が建っていて、

これも時代の移り変わりなのかとしみじみ思いました。

私たちの住む田中町でも今話題の大河ドラマ「西郷どん」の西郷隆盛もくぐったかもしれない、

小石川水戸藩邸の「山上門」もある旧道沿いから新しい宅地へ賑わいが移っています。

旧道沿いには小幡城祉や

水戸光圀が称賛したという「千貫桜」、水戸家の旅館でもあった法圓寺や神社が多く見られ

片倉宿には水戸天狗党により母屋と門が焼き討ちにあい消失し、焼け残った柱二本を使用して復旧したという門がありました。 

当時の栄えた宿場町の様子が思い起こされ、あらためて史跡の大切さを考えさせられた旧水戸街道二日目でした。

(通過した宿場:長岡→小幡→片倉)





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